旅順湾画像

クラブが立ち並ぶ大連の森茂通り

ロシア風情街の裏通りを抜け、大通りに出たところで、タクシーを呼ぶ。来てくれたのは既に客が乗っているタクシー。ラマダプラザ大連の日本料理屋でもらったきたフリーペーパーの地図を見せて、森茂大廈(Senmao Building)を指さす。

タクシー相乗りって料金どうなるんだ?

先に乗っていたお客はすぐに降りた。メーターはリセットされた8元に。安心。市内中心部は混雑していて、その車の間を人が縫うように横切っていく。車の教習所で、歩行者や自転車を避けながら運転していくゲームがあったけど、大連市内の運転はまさにそんな感じ。

森茂大廈(Senmao Building)に到着。

森茂大廈

森茂といっても森繁久彌とは関係なく、森ビル所有のビルのようです。全日空、日本航空、大韓航空、ローソン、amici coffee(ユニカフェの中国事業)などの企業の事務所が入っているようです。また、在瀋陽日本国総領事館在大連出張駐在官事務所も入っているようです。

そして、森茂大廈の裏手にある歓楽街へ。

その名も「森茂通り」。

大連森茂通り画像

上の写真の門の左側には「AKB CLUB」というクラブがありました。おそらく、日本のAKB48とは関係ありません。

森茂通りのAKBクラブ画像

さて、森茂通りへ。こんな感じで、恐らく、駐在員さんをターゲットにしていると思われる高級クラブ(カラオケ店?)がずらっと並んでおります。

大連高級クラブ

森茂通りのクラブ静香画像

ロシア風情街散策

3日目です。

昨晩、ホテルの日本料理屋で飲み過ぎてしまったせいで、朝起きられず、朝食を食べ損ねる。今日はロシア風情街、森ビルなどを回ってみる予定。

フロントにTさんがいたので、昨日の出来事を報告する。ホテルに「一人で、旅順一日観光」を依頼し、「それなら料金は800元」と伝えられていたのに、現地に着いたら他の客3人と一緒だったこと、しかも、ガイドの日本語は片言でガイドらしい説明は全くなかったこと、ガイドが企図していたのは「旅順は二百三高地のみ訪問、その後は大連観光で、しかも14時までの「半日観光」」だったこと。旅順で二百三高地以外に行きたいと要求したら、100元要求されたこと、その後も二度に渡り追加料金を請求されたこと。

Tさんは謝罪し、私達としても、日本語が出来る人を依頼し、お客様の希望を伝え、それを引き受けてもらったつもりでいたので、実際にそうじゃなかったのは「困る」とのこと。なぜ、そうなってしまったのは調べるとのこと。

ロシア風情街まではどう行こうか?ホテルのすぐ近くに路面電車(路面電車201路)の駅(大連火車駅)があるので、折角だから乗って見ることに。

大連路面電車

路面電車と乗用車が同じレーンを走ってます。乗車賃は1元。安い!

1駅だけ乗って、勝利橋駅で下車。

勝利橋(旧日本橋)からの眺めです。この先に大連港があります。橋の上で、4、5歳の孫を釣れた老婆が物乞いをしていました。

勝利橋

橋の向こうは洋館が立ち並ぶロシア風情街。

ロシア風情街

ロシア風情街入口に建つのは、大連芸術展覧館(旧東清鉄道汽船株式会社の社屋)。

旧東清鉄道汽船会社

ロシア風情街を散策する前に、お昼を食べることに。朝食食べそこねましたしね。ガイドブック『タビトモ 大連』に載っていたスペイン料理屋「dalian tapas spainis」へ。パンプキンスープ(40元)とトマトスパゲティ(55元)、青島ビール(18元)。

dalian tapas spainisのパンプキンスープ画像

パンプキンスープはかぼちゃの味が薄かったな。トマトスパゲティはふつうに美味しかった。量が多くて全部食べられなかったけど。店員さんはすごく愛想が良かった。ガイドブックを指さして、「あなたの店、日本で有名」と言ったら喜んでいた。

ロシア風情街を散策に。露天商がいっぱい出ていますが、ロシア風情街といっても、ロシア人がいるわけじゃなく、皆中国人です(笑)

ロシア風情街のおもちゃ屋画像

こちらは、大連船舶技術学校。あとで知ったんですが、旧帝政ロシア時代のダーリニー市長サハロフ邸宅跡だそうです。

大連船舶技術学校画像

突き当たりにあるのは、帝政ロシア時代のダーリニー市役所。

ダーリニー市役所画像

『図説 大連都市物語』によれば、東清鉄道事務所→ダーリニー市役所→遼東守備軍司令部→関東州民政署→関東都督府民政部→満鉄本社→大連ヤマトホテル→大連医院→満洲資源館→大連自然博物館と変遷してきたとのことですが、現在は何にも使われておらず、建物としては朽ちかけています。

写真では見切れてますが、手間の噴水のところに浮浪者然とした人が死んだように寝ていました。出稼ぎの人なのかもしれませんが・・・

旧大連市役所

帰りは、ロシア風情外の裏道を通る。比較的綺麗なロシア風情街のメインストリートとはうって違って、うらぶれた通りでした。『地球の歩き方 大連・瀋陽・ハルビン 2013-2014』によれば、「今日ロシア民家に住むのは出稼ぎ労働者」とのこと。

ばーちゃん達が麻雀していた。真剣な表情。

大連のばあちゃんの麻雀画像

一悶着も二悶着もあった旅順「一日」観光

今日は旅順一日観光の日。天気は大丈夫のようだ。

8時くらいにホテルの朝食を頂く。予想以上に旨い。

9時にフロントから電話があり、「旅順一日観光を決行していいか?」聞かれる。待ち合わせは10時。

「ガイドさんが若くてって可愛い子だったらどうしよう」などと期待しながらフロントで待っていると、ドアマンが迎えの車が来たと呼びに来た。

古い黒いワゴン車である。車に乗り込み、努めて明るく「ニーハオ、こんにちは」と挨拶した。運転席にいたのはサングラスをかけた男。こちらの挨拶に愛想もなく「うん」と頷いただけ。シートベルトを探したが、見つからない。期待は幻滅に変わる。

大連中山広場の近代建築群を見て回る

ラマダプラザ大連に到着。外観は綺麗とは言えないな・・・ まっ、大連は埃の街だからしょうがないか。

愛想のいいドアマンが迎えてくれる。

チェックイン。『タビトモ 大連』には「ラマダホテルは日本人対応が抜群みたいですよ」と書いてあったが、日本語が分かりそうなスタッフはいないのだが・・・しかも、忙しいようで殺伐とした雰囲気が漂っていた(^_^;)。

部屋へ。設備を一通り確認。コンセントを差して、iPhoneやWi-Fiルーターが充電できるか確認。3口取れた。

大連空港で両替に手間取り、白タクに絡まれる

大連周水子国際空港に到着。

出国審査では何やら抑揚のないアナウンスが流れている。なんとか聞き取れたぞ、「私の仕事をご評価いただければ幸いでございます(棒読み)」だって。審査官のブースに評価ボタン(4段階)がある。特に不都合ないので一番いいやつをポチッ。

税関の後に荷物検査があった。大連は北朝鮮に近いということもあり荷物検査が厳しいみたい。

ロビーに出る。すぐ近くに両替所があったが、VISAかPLUSマークの付いたATMを探す。しかし、見当たらない。荷物持ってうろちょろしてたら、イヤラシそうな顔をした男と目が合った。「タクシー?」。白タク(=無許可営業のタクシー)の勧誘だ。「ノーノー」と言って、視線をそらす。

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